1/8page 3週間経ったものの、こんな生活には到底慣れそうにもない。 第一に私にはヒトの知識なんていらないんだし。 いつも魔力で周りのヒトの答えを拾ってくる。 ククールは頭がいいらしく、彼から拾ってくればよっぽどのことがない限り間違えない。 最近は、やたらホームルームが多い。 「あのさぁ、最近やたらホームルーム多いけど、なんか行事でもあるの?」 「そうそう、文化祭だよー。」 「オレらの学校は文化祭やる時期が早いんだぜ。ルナ、知ってたか?」 「ううん、知らなかったー。」 文化祭、かぁ… うまくやればエイトと接触出来るだろうか。 キーンコーンカーンコーン だるいホームルームが始まった。 話し合いは勝手に進んでいく。 エイトの始末のことを考えているとホームルームはすぐに終わった。 放課後。 「ねぇ、ククール。」 「ん?なんだルナ。」 「あのさぁ、文化祭一緒にまわる人とか見つけた?」 「一応な。」 「誰とまわるの?」 「ゼシカとミーティアとエイトとヤンガス。」 「…あのさ、そこに私が加わったらダメ?」 「別にかまわねぇよ。」 「ホントに!?」 「あぁ、そういうことなら話は俺が通しておく。」 「ありがと、ククール。それじゃあ、私はそろそろ帰るね。」 「おう。」 よし。 これで文化祭はなんとかなりそうだ。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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