1/4page 案の定、ククールからメールが来ていた。 魔界は圏外なのだ。 [よぉ、ルナ。 鞄を受け取ったはいいが、よく考えたら終電出ちゃってるしお前こっち来れないよな? という訳で、俺が学校裏のコンビニまで持っていくから。 早く来いよ!] あのコンビニか… ルーラで飛ぶか。 「…ルーラ!」 次の瞬間、ルナは学校の前にいた。 さすがに見られるのには抵抗があった。 コンビニに着くと、バイクに乗ったまま他のヒトと喋っているククールを見つけた。 「…ったく遅ぇよ。どんだけ待たせたら気が済むんだお前は。」 「ゴメン…うっかり寝ちゃって…」 「まぁいいさ。はい鞄。」 「ありがとう。ククールってバイク乗るんだ。」 「まぁな。それより明日も学校だし、早く寝ろよ?」 「それはあんたもでしょ。」 「俺はもうすぐ帰るさ。」 「あらそう。じゃあ私も帰るわ。また明日。」 「おう。じゃあな。」 ・・・・・・・・・・ さて、制服から着替えたところで竜神王様に会うとしますか。 トヘロスでモンスターを回避しながら、僕エイトは天の祭壇を目指した。 巨大な扉を開けると、竜神王はいつものように1人佇んでいた。 「…エイトか。珍しいな。」 「はい、お久しぶりです。……!!」 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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