天から舞い降りた死神
#06 とある者の死
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制服に着替えてルーラを唱える。
案の定、ククールからメールが来ていた。
魔界は圏外なのだ。

[よぉ、ルナ。
鞄を受け取ったはいいが、よく考えたら終電出ちゃってるしお前こっち来れないよな?
という訳で、俺が学校裏のコンビニまで持っていくから。
早く来いよ!]

あのコンビニか…
ルーラで飛ぶか。

「…ルーラ!」

次の瞬間、ルナは学校の前にいた。
さすがに見られるのには抵抗があった。
コンビニに着くと、バイクに乗ったまま他のヒトと喋っているククールを見つけた。

「…ったく遅ぇよ。どんだけ待たせたら気が済むんだお前は。」
「ゴメン…うっかり寝ちゃって…」
「まぁいいさ。はい鞄。」
「ありがとう。ククールってバイク乗るんだ。」
「まぁな。それより明日も学校だし、早く寝ろよ?」
「それはあんたもでしょ。」
「俺はもうすぐ帰るさ。」
「あらそう。じゃあ私も帰るわ。また明日。」
「おう。じゃあな。」

・・・・・・・・・・

さて、制服から着替えたところで竜神王様に会うとしますか。
トヘロスでモンスターを回避しながら、僕エイトは天の祭壇を目指した。
巨大な扉を開けると、竜神王はいつものように1人佇んでいた。

「…エイトか。珍しいな。」
「はい、お久しぶりです。……!!」
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